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3/28/2014

シャトー・ラモンドット( Château La Mondotte)


格付け:ACサン=テミリオン
所有者:ネッペール伯爵
栽培面積:4.5ha
平均樹齢:45年
植樹密度:5.500本/ha
平均収量:25hl/ha
醸造及び育成:この小さな宝物のようなブドウ畑はサン=テミリオンの石灰岩の台地に位置している。粘土質の土壌と秀逸な完熟感、そして低収量が、豪華で非常に色が深く、極めて良好な構造を持つワインをつくるのに貢献している。想像を絶するほど熟した果実味とフィネスが口の中を通り抜けていく。
収穫の際は、ブドウは手摘みであり、除梗の前後に2回の選別を経る。発酵は温度制御装置のついたオークの発酵槽で25日間行う。果帽をパンチング・ダウンすることで抽出が達成される。ワインは樽(例年90~100%が新樽)の中で澱と接触したまま約18カ月間かけて熟成して、清澄も濾過もしない。
年間生産量:ラ・モンドット9.500本
近年のグレートヴィンテージ:2003,2001,2000,1998,1996

カノン=ラ=ガフリエールやクロ・ド・ロラトワールを所有する
ステファン・フォン・ネッペールと、有能なコンサルタントの
ステファン・ドゥルノンクール氏がタッグを組むラ・ラモンドット。

メルロ100%で造った1996年が初ヴィンテージ。
初ヴィンテージより2年も経たない内に、無名だったシャトーは
サン・テミリオンの最上級シャトーになり、その価格は急騰!
ついに、1998年のプリムール価格は、サン・テミリオンで
最高値を付けたという伝説的なエピソードを持ちます。

ステファン・フォン・ネッペール氏は、最良のワインを造るために出費を惜しまず、
伝統的醸造法と最新の醸造法の賢明な融合を通して、
常に傑出した成果を達成してきています。
醸造においては長期間のマセラシオンと、澱と接触させたままでの
ミクロ・ビュラージュ、新樽でのマロラクティック発酵、
高品質の樽の使用など、最先端の技術がぎっしり詰め込まれています。

芳醇さがあり、力強く、濃厚で十二分の果実味がありながら、
ラ・モンドットには非の打ちどころのないバランスと調和を感じることが出来ます。
若い時点でも近づきやすさはありますが、
30年ほどセラーで寝かせられる熟成能力もあります。



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